7.252015
前回までのあらすじ
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
物語がいくつかの回に分かれている連続ドラマでは、毎回の物語のはじめに「前回までの〇〇は・・・」などとナレーションが入って前回までのあらすじが入ることが多くあります。それによって当日の本編をより理解して楽しむことができます。
毎日の朝ドラなど各回のあいだの期間が短いものは「あらすじ」はほとんど不要ですが、週1回ペースのドラマなら内容を少し忘れているのでこれをありがたいと感じますし、レンタルDVDのドラマで1ヶ月や2ヶ月あいてしまうような場合に至っては、これがないと本編を見始めてもしばらくは「浦島太郎状態」になってしまうことも多くあります(笑)
一連の授業も、一つの連続ドラマだと考えることができます。
前回の授業で習ったことをもとにして今回の授業が進んでいくことが多いということです。
子どもたちの「忘れるスピード」は驚異的です(笑)
1週間前の授業で習ったあと宿題も復習もノートの見返しも全くしなければ、次の授業では内容のほとんどを忘れていることもあります。興味のない苦手な教科ならなおさらです。
わたしは授業のはじめに前回内容の小テストをしたり、復習を少し入れたりして「前回までのあらすじ」の時間を取るようにしています。
子どもたちに前回の授業内容を思い出してもらい、当日の授業での理解度や定着度をアップさせることができるからです。
毎回の授業では新しいことを次々と平面的につなげていくのではなく、次の授業のアタマを前回に少し重ねてつなげていく方がしっかりとつながっていくイメージです。