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人口減少に思うこと

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

先週、2015年国勢調査の速報値が発表されました。それによると、2015年10月1日時点での日本の人口は1億2711万47人。前回調査から0.7%減少し、1920(大正9)年の調査開始以来、初めてマイナスに転じました。都道府県別では39もの道府県で人口が減少していました。
総務省は、別の統計をみてもはっきりと「人口減少」の局面に入ってきたと分析しています。

日本の人口が本格的に減少し始めました。
1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数を「合計特殊出生率」といいますが、現在1.4くらいです。安倍首相が掲げる希望出生率は1.8であり、これが実現し合計特殊出生率が仮に1.8になったとしても、人口は維持できません。夫婦2人で2人以上の子ども(合計特殊出生率2.0以上)がいないと人口は維持できません。簡単な算数です。

生産年齢人口が減少し、増加する高齢者を支える現役世代の負担が増していきます。
わたしたちの子ども、孫世代、そしてその次の世代はどうなるのでしょう。

子どもが少なく、その少ない子たちには将来大きな試練が待っています。
少ない子どもたちをしっかりと育てること。教育に携わるわたしたちの責任は重大です。
これからの大変な時代を、まさに知恵と勇気で乗り越えていくことができる・・・そんな人を育てなければなりません。

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