1.262015
ルール
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾には、子どもたちに守ってもらうべき塾のルールがあります。塾の行き帰りに寄り道をしてはいけないことや、駐輪場の利用の仕方、軽食をとるときの注意事項などを定めています。
世の中にはルールがあふれています。社会には法律があり、道路には標識があり、学校には校則があります。スポーツにもルールがあります。
「ルール」というと、何か「窮屈なもの」というイメージがありますが、いろいろなルールを守ることによって多くの人々が安心して暮らすことができるわけです。
ルールを守ることは社会生活を営む人間として大切なことは言うまでもありませんが、実は成績とも強く関係しています。
勉強とは、ある意味でルールを学んでいると考えることができます。
まず、「文法」とは文のルールです。英語や国語で文法を学ぶということは、その語学のルールを学んでいるわけです。
数学や理科での計算の方法なども、ルールのひとつと考えることができます。
また、テストにも「記号で答えなさい」とか、「小数第一位までの概数で答えなさい」などの答え方のルールがあります。
それらのルールを覚えることで学習内容を頭に入れ、それらのルールに従って問題を解くということで、当然得点はアップします。
つまり、しっかりと素直にルールを守ることができる子は、成績もアップしやすいということなのです。
ルールを単に「窮屈なもの」なのではなく、それに沿って行動することで実は自分が成長できる、と考えてみるとよいでしょう。