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メモすることの効果

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日、授業中にメモを取る習慣のことについて書きましたが、実際にメモを取ることでどのような効果があるのでしょうか。

まずはメモを取ろうという意識によって得られる効果です。
メモを取るために、大切なことをしっかりと聴く(「聞く」でなく「聴く」)ことが必要なので、自然と教師の話をしっかりと耳を傾けるようになります。
まずはこれだけでも、漫然と授業を聞いているよりもその場で頭に入り、定着する率は格段に上昇します。

そして教師の話を聞いて大切だと思ったことを実際にノートや教科書やプリント等にメモします。
これで、単に板書を写しているだけのノートとは違う、オリジナリティが出ます。つまり、ほかの子とは違う、ほかの子よりも大切なことが詰まっている、パワーアップしたノートになるわけです。
また、教師が言った言葉、例えば「これはテストに出るよ」とか「これは絶対に覚えておこう」という言葉にも反応してそこにメモをします。実際はどの子もその言葉を聞いているのですが、それをメモすることで、何か秘密の情報を自分だけが得た、という気持ちになります。

この「特別感」がよいのです。「自分だけの」オリジナルなノート、という意識がめばえると、そのノートを大切にするようになります。そしてさらに「パワーアップ重要事項」や「マル秘お得情報」を書き込むようになります。

復習時やテスト前の勉強の時にも、単に板書を写しただけのノートよりも、授業でのいろいろな「情報」が多いので、その授業を思い出しやすくなり、効果的です。

まずは、「1回の授業で1回はメモしよう」と思って授業を聞いてみればよいと思います。
きっと授業の受け方や定着度が大幅に改善するでしょう。

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