11.82014
テスト勉強は「先行逃げ切り」で
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では、通常授業で、入試を突破できるだけの実力をつけることと、学校の授業を先取りして学校での定着をアップさせることを目的に授業を行っています。英単語・計算・漢字も継続的に勉強しています。そして定期テスト約2週間前からテスト対策の授業に入ります。
昨日は2学期の期末テストのちょうど3週間前でした。
事前に学校のワークを進めておくように指示をしており、昨日の授業で進捗状況のチェックを行いました。
早い子は、今回の期末テストの範囲になると予想できるページまで進んでいました。遅い子は、中間テストの範囲の続きを2ページほど進んだだけでした。
ここですでに「差」ができてしまっています。
わたしはあえてみんなの前で、早く進んでいる子に、
「よし、いいスタートダッシュです。せっかくうまくスタートを切れたのだから、他の子が追いつけないように、まずは分からなかった問題の解決と1回目の解きなおしを始めなさい」
と指示しました。
他の子たちが「置いていかれる・・・」と少しあせった表情をします。
言われた子はちょっとうれしそうです。「他の子に先んじている」というちょっとした優越感を感じているようです。ここで気を抜かないことです。
「先んずれば人を制す」です。スタートを早く切って、ペースを落とさなければ、後発の人は追いつくことはできません。
これまで多くの子の多くの勉強を見てきましたが、学校の定期テストで高得点を出す子は、総じて勉強開始の時期が早いことがあげられます。
学校で試験範囲が発表されてから、「そろそろやるか」では遅いのです。
早くスタートさせて何度も繰り返し勉強すること。勉強ペースを落とさないこと。
定期テストの勉強は「先行逃げ切り」で進めていくことが大切です。