7.262015
ソーシャルゲームと動画
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
夏期講習前に塾生の三者懇談を行いました。三者懇談では子どもたちが家庭でどのように過ごしているかを必ず保護者の方にお聞きするようにしているのですが、ここ最近子どもたちがよくハマっているものとして聞くのは、「ソーシャルゲーム」と「動画」です。
ソーシャルゲームとはスマートフォンやタブレットでできるオンラインのゲームです。テレビにつなぐタイプのゲーム機や携帯型のゲーム機もネットにつながるものが多くあり、最近のゲームはほとんどオンラインの環境を持っています。
ソーシャルゲームではある短い期間限定で「イベント」が設定され、そのイベントでしか手に入らない特殊なキャラクターやアイテムをもらうためにその期間はゲームから手が離せなくなります。ハマった子どもたちはテスト前であろうと夜中であろうとゲームにしばられてしまうことになります。
次に動画です。パソコンをはじめ、タブレットやスマートフォンでも簡単に動画を見ることができるようになっています。動画を個人で撮って投稿することも簡単にできます。見る価値があるのだろうかと疑問に思うような動画もあふれています。しかし、ハマった子どもたちはそういう動画をだらだら見ているのです。
今、多くの小学高学年から高校生くらいまでの子どもたちの時間をムダに「食って」いるのは間違いなくソーシャルゲームと動画だと思います。
理性的にそれらを楽しむことができれば問題ないのですが、子どもであるがゆえにその歯止めがきかない場合が多いのです。
1日5~6時間もゲームや動画に費やしている子もいるようです。6時間といったら1日の4分の1もの時間です!
子どもが自分自身でそれらの使用をコントロールできないのであれば、家庭内でルールを決めるしかないと思います。
例えば勉強中はスマートフォンを親が預かるとか、パソコンはリビングに置いて使用時間帯を決める・・・などです。
ネットが普及して便利になり、楽しめるものも増えましたが、子どもたちにとってはそれらは「楽しすぎるもの」なのでしょう。
大人がうまくコントロールしてあげる必要性を感じます。