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カオスなカバン

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

その日に持ってくるべきテキストやノート、プリントなどを忘れる子がいます。
「絶対に持ってきたはずです!」という物が、カバンからすぐに出てこないことがあります。
「・・・入れたはずなのに・・・」とその子は言いながら、ごそごそとカバンの中を探しています。
あせってしまって、余計に見つからないようです。

そういうとき、わたしはカバンの中身をすべて机の上に出させてみます。

すると、目的の物ももちろん見つかるのですが・・・

当日授業がない教科のテキストが、表紙がハデに折れた状態で出てきます。
表紙に何も書いていない「のっぺらぼうノート」が何冊か出てきます。
3回ほど前の授業で使用して、もう使わなくなったプリントが出てきます。
そうかと思えば今日使うはずのプリントが入っていません。
奥から、2週間ほど前に配布した保護者への連絡のプリントがしわしわになって出てきます。
中身をすべて取り出すと、カバンの隅からなぜかあめ玉の包み紙が出てきます。

カオスなカバンです(笑)

わたしはこういうカバンを見ると気になって、整理するように指導してしまいます。

カオスなカバンには、必要なものが入っておらず、不必要なものが入っています。
そういうカバンの子は、忘れ物が多いのは言うまでもありません。

学校や塾から家に帰った時にカバンを投げ出してほったらかしにし、家を出る直前に中身を準備するような習慣がついているとこのようなカバンになってしまいます。
帰ってきたらカバンの中身を一旦全部出してみたり、出かける直前ではなく前日に準備することができれば、このカオスなカバンにはなりにくいと思います。
こういうことも習慣づけが必要です。ある期間はかかると思いますが改善できるものです。

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