1.282015
オリジナル問題
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
先日、中3生用にオリジナルの予想問題を作成しました。
問題の作成は、プロの力が試される仕事です。
予想問題を作成するためには、傾向を把握し、難易度はもちろん問題数や配列順なども練らなければなりません。
また、そういうシバリの中で、わたしは子どもたちの現状に合わせた少し欲張った問題も入れます。
例えば、忘れているかなと思う公式を使う問題や、少し前に解説した問題の類題などです。
ただし、あまりその色が濃くなってしまうと、客観的な「予想」からはずれてしまうことがあるので注意が必要です。
陽塾では、テキストは塾用の教材を使用していますが、小テストなどはオリジナルのものを作成することが多くあります。
わたしは、予想問題に限らずオリジナルの問題を作成するときには、いつも子どもたちのことを考えます。
「先日解説した問題の類題を出題してどれくらいやり直しできたか見てみよう」とか、
「この問題で一度引っかけてやろう」とか・・・
もちろん既製品を使って指導することもできますが、既製品はどうしても「臨場感」「現場感」に欠ける気がします。
やはり実際の「子どもの顔」を思い浮かべながらオリジナル問題を作成する方が、より現場に即した、より子どもたちの現状に合った、密度の濃い指導が実現できます。
すべては子どもたちの学力アップのためです。
現場の子どもたちにとって最も効果的なオリジナル問題が作成できるように、わたしももっともっと勉強しなければなりません。