10.182014
あえて不親切に
こんにちは。陽塾代表の原田基生です。
陽塾では家庭で「継続的に行う勉強」として、小学生には漢字と計算、中学生には漢字と計算と英単語を、ほぼ毎日させています。
いつ、どこをやるのかについては、子どもたちに持たせている『学習管理シート』に予定を書かせています。
昨日、中学生の中間テストが終了しましたので、彼らは昨日から塾のカリキュラムにもどった授業の再開となりました。
テスト対策期間中は、この「継続的に行う勉強」のペースが少し崩れている子がいそうでしたので、昨日は私の授業の一部を「作戦会議!」として、予定の組み直しを行いました。
子どもたちに『学習管理シート』を出させて、わたしが指示して、子どもたちが書き込む、という形で行いました。
「10月21日~26日でp76の漢字を割り振ります。15問ずつ番号を書き込んでください」などと指示すると、子どもたちは一所懸命書き込んでいました。
ときどき「あれ?一日ずれてる!」といって書き直す子なんかも出てきます(笑)結構時間がかかります。
すべきことは全員同じなので、予定を知らせるために最も確実で早いのは、わたしが予定表を作成してそれを子どもたちに配布することです。
しかしわたしは、このようにあえて不親切にして、子どもたちに少し苦労をさせることもします。
テストでも、例えば計算のスペースをあえて大きくとらない紙面で実施することがあります。
その方が、子どもたちは考えますし、強くなるからです。
苦労する中から自分なりの工夫などが生まれてくれば最高です。
教育的配慮のない不親切さはよくありませんが、子どもをよく見て、あえて不親切にすることもまた、子どもの成長につながるのです。