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朝ごはんを食べるとアタマが良くなる?

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

朝ごはんを食べるとアタマが良くなる、とよく言われます。
子育てについての文献やネットの情報にもそういう情報が多くあるようです。
陽塾のある広陵町でも「早寝・早起き・朝ごはん」というキャンペーンをしています。

朝ごはんを食べると、脳のエネルギーであるブドウ糖が補給され、脳の働きが活発になるので、午前中、勉強や仕事の能率が上がる、というものです。それらは科学的なデータを用いても主張されています。

たしかに、一理ある、と私は思います。

しかし、朝ごはんを食べたらアタマが良くなる、というのはちょっと短絡的です。
とにかく朝食を「必ず」食べる。それだけで本当にアタマが良くなるとは思えません。
「朝ごはんを食べる」という1点に注目しすぎて、盲目的にそれに飛びつくことにわたしはあまり意味はないと考えています。

そういえばむかし、お昼のテレビである食品が「健康にいい」とか「美容にいい」とか紹介されると、その食品がスーパーからたちまち売り切れてしまう現象がありましたね(笑)そして数日後にはみんなそのことを忘れてます(笑)

わたしは、
「朝ごはんを食べるからアタマが良くなる」
のではなく、
「規則正しい生活をしているから、体調も良くなり気力も充実し、勉強も運動も遊びも一所懸命できる。その生活の中の一部として朝ごはんを食べている」
と考えています。
「早寝・早起き・朝ごはん」も、早寝して、早起きして、朝ごはんを食べることにより、「規則正しい生活を送りましょう」と言っているのだと思います。

しかし「規則正しく生活していればアタマが良くなる」というのも短絡的です。
規則正しい生活をすることで、アタマが良くなる確率が上昇する、ということです。

「規則正しい生活をして、健康体を維持しながら生活習慣に勉強をしっかり組み込む」

当たり前の、何のインパクトもない結論ですが、アタマを良くするためにはそれが大切なのです。

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