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問題集を仕上げる計画の立て方

こんにちは。陽塾代表の原田基生です。

自分で計画を立てて勉強することはとても大切なことです。

例えば、ある問題集を仕上げたい、と思ったとき、それをどのように進めていけばいいのでしょう。
計画性もなしに進めていっても、いつまでに終わるか分かりませんし、そもそも最後まで終わらない可能性だってあります。

やはり「問題集を1冊仕上げる」という長丁場の継続した勉強は計画的に進めるべきです。
陽塾に限らず、塾通いをしている子たちは、すべきことがタイムリーに与えられるのであまり長期的な計画は立てる必要はないと思いますが、陽塾では今後のことも考えて、長期にわたる計画的な学習についても指導したいと考えています。

問題集を1か月~数か月単位で仕上げるときには以下の手順で計画を立てます。

(1)いつまでにその問題集を終わらせるか決めて、それまでの日数を数える。
(2)問題集の目次などを見て、取り組むべき問題数(またはページ数)を数える。
(3)問題数を(1)の日数で割り、一日にすべき問題数を算出する。
(4)その問題数が、時間的・能力的に考えて実際に1日でこなせるかを確認してみる。
(5)(4)で1日にすべき量が多すぎたら、以下の調整をする。
  ア.(1)で決めた期限を遅らせて、一日にすべき問題数を減らす。
  イ.例えば「発展問題」をしないとか、1問おきにすすめるなどして問題数を「間引く」。
(6)1日にすべき問題数が決定したら、計画表にそれを書き入れる。
(7)あとは実行あるのみ!

このときに注意すべきことは、以下のようなことです。
・1日にする量は多くしすぎない。
・計画が遅れこんだ時にそれを吸収し解消できる、「やることをほとんど入れない日(バッファの日)」を何日か作っておく。
・実行するときには3日以上は遅れないようにする。

大切なことは「達成できる計画」を立て、それを毎日少しずつ頑張って進める、ということです。
長期的な計画で問題集をやりあげた時の達成感と自信は相当なものです。

子どもたちにも指導し、この達成感や自信をぜひ味わってもらいたいと思います。

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